【ステルビオ峠 Passo Stelvio】をレンタカーでドライブ!

「ステルビオ峠 Passo Stelvio」にボルミオからレンタカーで行ってきた。

ボルミオは山間にある小さい街。その街から山の上の方へ道が続いている。その道を登っていくとヨーロッパで車で行ける標高第二位の高さを誇るステルヴィオ峠へ至る。

距離は約20kmほど。

ステルヴィオ峠はバスなどの公共交通機関も通っているようだ。レンタカーで行けばのんびりっても約1時間ほどで峠の山頂へ到着をする。

ステルヴィオ峠はジロ・デ・イタリア(自転車ロードレース)のコースにもなったことがある。そんな峠へレンタカーで行ってみよう。

この記事に書いてあるコト

ステルヴィオ峠とは

ステルヴィオ峠(イタリア語: Passo dello Stelvio)は、イタリア北部のアルプス山中にある峠。ロンバルディア州北部(ソンドリオ県)と南チロル(ボルツァーノ自治県)とを結ぶ。標高は2757mで、アルプス山系の峠としてはイズラン峠(標高2770m)に次ぐ高さを誇る。峠のすぐ北にはスイスとの国境線が走る。wikipediaより

オレ的にはステルヴィオ峠といえばジロ・デ・イタリアのルート上最高標高地点と思ってしまう。

直近では2017年第16ステージとなっていたところだぞ!

ボルミオ→ステルヴィオ峠のルート

ウチらの泊まっているオリンピアホテルよりスタート。アッダ川を渡り街の中心街を通り抜ける。そのままSS3B、SS38号を登っていく。

峠までの距離は21.9kmとなっていて、車で行けば、のんびり走っても小一時間だ。それでも標高は2000mを遥かに超え2757mで欧州の車が通る峠としてはナンバー2だ。

ステルビオ峠へレンタカーでGo!

ボルミオのホテルを9時過ぎにレンタカーでスタートした。

ボルミオを出てすぐ、ボルミオの標高は1225mあると知った。ステルビオ峠まで1500m以上上る計算だ。

ステルビオ峠はオープンしている。

この日ボルミオは非常にいい天気であった。ボルミオをスタートしてすぐはきちんとセンターラインもあり、また道も非常にキレイで走りやすい道路であった。

イタリア、そしてボルミオは自転車が沢山走っている。

ロードバイクはもちろん、MTBなどもたくさん走っている。

中腹には道の狭い区間もあり、トンネルなどは非常に幅の狭いナローロード。そんなところには信号がある。

道が狭いところは慎重にドライブをする。

だんだんと視界がひらけてきた。とにかく自転車はたくさん走っているので、気をつけて運転しよう。

峠のピークも近づいてきている。と、同時に森林限界も超えたようで高い木々はほぼなくなった。

そんな標高の高いステルビオ峠でもフォードフォーカスは快調に走った。

途中ピクニックエリアがあったので、一休み。

ステルビオ峠のボルミオ側の上り坂。右山、谷の向こうにボルミオの街がある。

ステルビオ峠に向かって走りだす。

ステルビオ峠に到着をしたので、とりあえず車を駐車場に止める。

ステルビオ峠の駐車場

「Hotel Pirovano Quarto」横にロープウェイの駐車場がある。

  • Hotel Pirovano Quarto
  • 23032 ボルミオ ソンドリオ イタリア

正面に見えるのが「Hotel Pirovano Quarto」

これがロープウェイ。夏スキーをやっているようでロープウェイも運行していた。

「Hotel Pirovano Quarto」カフェでコーヒータイム

「Hotel Pirovano Quarto」でちょっとカフェタイム。

「Hotel Pirovano Quarto」には気軽なカフェがあるので、一休みちょうどよい。

ステルヴィオ峠を観光する

ステルヴィオ峠にはあんがいたくさんのホテル、カフェ、レストラン、お土産物、ショップなどが立ち並ぶ。

この日も沢山の観光客が訪れていた。

特に目立つのが国境を超えてきたであろうモーターサイクルライダー。

沢山の荷物を積んでヨーロッパコンチネンタルをツーリングしているのだろう。

ステルヴィオ峠の南チロル側を見る

ウチラはボルミオ側より登ってきたので、ちょっと歩いてステルヴィオ峠の南チロル(ボルツァーノ自治県)方面を見てみる。

峠付近の道を歩いていくと、ホントたくさんのお店やショップ、ホテルが立ち並ぶ。

Wikipediaにはステルヴィオ峠は2757mとあったが、ここの表示は2758mか。SS38号線ね。

峠を超えて、下りにかかった頃、路肩に駐車スペースがある。

駐車スペース先は、本格的に下りが始まる。

そしてその先の下りにはステルヴィオ峠の南チロル側、つづら折れが見える。

ステルヴィオ峠のイタリア・スイス国境を歩いて行く

峠お土産物屋さんの脇より、スイス国境まで歩いていける。

目指すは国境付近にある「Rifugio Garibaldi」というホテルだ。

国境まで行かなくても、ちょっとだけ登ってみると本当にキレイな景色を見ることができるぞ。

かなり登った。これがステルヴィオ峠の全景。ウチラが止めた駐車場は左上の駐車場ね。

  • Rifugio Garibaldi
  • Localita Passo dello Stelvio, m. 2758 slm, 23032 Bormio SO, イタリア

すごい場所にあるホテルだ。部屋は50ユーロ程度で泊まれるようだ。

トレイルも続いていて、アルプスのハイキングなどができそうだ。

右隅においてあるトライアルバイク。このバイクで荷物を運んでいたぞ。

まとめ

ステルヴィオ峠はすごい標高の場所にある。さすがに2700mも超えると、夜は寒く、陽が落ちると真夏でも気温は1桁になる。

当日は非常に良い天気だったので、半袖で大丈夫だったが、もしあなたが行く場合、真夏でも長袖を持っていくことは忘れないようにしよう。

真夏でも夏スキーができるほど、山頂には雪が残っているようで、さすがヨーロッパアルプス第2位の標高を誇るステルヴィオ峠というわけだ。