イタリアレンタカーのチェック【左ハンドル/MT/ガソリン/有料道路】

イタリアミラノ・マルペンサ空港に無事到着して、レンタカーを無事にゲット。はじめてのイタリアでレンタカー、さらにマニュアルミッションのレンタカーも問題なく運転できることが確認できた。

初日、レンタカーを受け取れたのが22時頃。約10kmの道のりをこなしホテルへ到着。無事に何事もなくイタリア初日を完了することができた。

今日は、イタリアミラノからレンタカーを運転して、一路、スキーリゾートボルミオへレッツゴーだ。

さて、その前にイタリアミラノ・マルペンサ空港で借りることができた、はじめてのヨーロッパイタリアのレンタカーについてチェックをしてみる。

これが、アメリカやオーストラリアのレンタカーとは少々勝手が違う。また合わせてガソリンの入れ方や有料の高速道路料金支払いなども見ていく。

この記事に書いてあるコト

イタリア・ミラノでレンタカーを借りた

タリア・ミラノでレンタカー

イタリアミラノ・マルペンサ空港でレンタカーを借りた。レンタカー会社は空港に隣接している事が多い。マルペンサ空港もエイビス、ハーツ、バジェットなどは空港隣接をしていた。

しかし、今回レンタカーを借りた「InterRent」はシャトルバスに乗り、空港から約5kmほど郊外にレンタカーオフィスがあった。アメリカのように郊外型のレンタカー会社ではあったが、とにかくシャトルバス乗り場が全くわからず四苦八苦した。

イタリアに限らず、ちょっとマイナーなレンタカー会社から車を借りる場合、そのレンタカーオフィスは空港内にあるのか、シャトルバスに乗るのかは要チェック。さらにシャトルバスは空港のどこから出るのか、何番バス停で待つのかなども出発前に要チェックよ。

イタリアのレンタカーとガソリンorディーゼル

イタリアのレンタカー

イタリアとあり、総じてヨーロッパ車が多かった。一番目についたのはフォルクスワーゲン、フィアット、オペル、プジョーあたり。

そして、イタリアに限らずヨーロッパでレンタカーを受け取る場合、必ず要チェックしたいのは使用燃料。とにかくヨーロッパ車はディーゼルが多い。

今回も最初に指定されたオペルの車はガソリン車であった。コンパクトカー過ぎて、大きい車にアップグレードしたら、今度はディーゼル車になった。

車の使用燃料がガソリンかディーゼルかは車のキーはもちろん、ガソリンを入れる給油口にも使用燃料は書いてあるので、そちらも要チェックね。

イタリアのレンタカーはマニュアル

イタリアのレンタカーはマニュアル

イタリアに限らず、ヨーロッパのレンタカーは基本的にマニュアル車となる。オートマAT車はリクエスト、アップグレードとなり、レンタカーの料金も上がる。

当然台数も少なく、AT車はプレミアム系の車となる。ちなみに今回マルペンサ空港の「InterRent」ではマニュアル車は1台も所持していないとのことだった。

そのくらいAT車は少なく、マニュアル車が普通となっている。

街に止まっているベンツやアウディなど日本ではちょっと高級車と言われている車を見てほしい。ほとんどがマニュアルで驚くぞ。

というわけで、日本でオートマ免許しか持っていない人は、ヨーロッパでレンタカーを借りるのは、少々ハードルが高いようだ。

もち、MT免許でも、日本ではマニュアル車自体が相当少なくなっていることを考えると、あなたもマニュアル車を乗るのは教習所以来・・・そんな感じかもしれない。

イタリアを含め、ヨーロッパでレンタカーを借りる際は、マニュアルということを頭に入れ、もしマニュアルの運転が難しい場合はリクエストしてオートマ車を確保しよう。

バックの入れ方に注意

今回借りたフォードフォーカスというステーションワゴン。アメ車だと言うのにマニュアルとなっている。6速マニュアルとなっていた。

さて、シフトパターンが本来5速車でバックが有る位置(4速の右側)が6速となっている。で、バックは1速の左側に位置していた。

このバックだが・・・どうやっても1速にしか入らない。いくらこじっても、こねくってもバックに入らず1速にしか入らない・・・というか、バックの位置がない。

どうにもならず、レンタカー会社のスタッフを呼んで、バックの位置を教えてもらった。

なんとこのマニュアルシフトはバックに入れる際、シフトノブの下にあるガイドスリットをこのように持ち上げて、1速の位置に入れる。そうすると1速ではなくバックに入るという仕掛け。

オレもマニュアルミッション車を30年以上乗っているが、このようなバックギアの入れ方は初めてであった。

もし、あなたがヨーロッパでレンタカーを借り、それがマニュアル車であった場合は、止まった状態ですべてのギアをチェックしてみよう。またバックの入れ方は、必ずチェックをしてから走り出すことおすすめする。

たぶん、そのまま走り出したら、バックに入れることがわからず右往左往しただろう。ホント、走り出す前にチェックをしてよかったぞ。

出発する間に写真を撮っておこう

レンタカーの画像

レンタカーを借りて、走り出す前に、メーターを含めボディなど気になるところは画像を撮っておこう。メーター周りを撮影して、オドメーターの走行距離や燃料は満タンだったかなどのチェックも兼ねることができる。

またボディをぐるっと一周して、借り出す・走り出す前に傷や凹みがあるかどうかのチェックも忘れずに。もし、傷などがあったらスタッフに確認をしてもらおう。

基本的に傷や凹みがあると借り出す際にもらえるチェックシートに確認が入っているはずだ。

イタリアで燃料(ガソリン・軽油)の入れ方

イタリアでガソリンの入れ方

イタリアでの燃料の入れ方をチェックするぞ。

イタリアのガソリンスタンド・ガスステーションは基本的に無人でセルフサービス。夜間など24時間営業などは、間違いなくセルフ。

まずは空いている給油機前に車を止める。自分の車の使用燃料(ガソリン・軽油)があるかをチェックする。

支払いはペイファーストの場合、給油機でクレジットカードなどをスライドする。

この給油機は後払いであった。

こちらがガソリンの給油ノズル。

こちらがディーゼル、軽油ね。

後払いの給油機となっているため、給油ノズルを取り上げれば給油メーターがリセットされゼロになる。

レンタカーの給油口より燃料を入れる。満タンまで入れたら給油ノズルをもとに戻る。

自分の入れた給油機のナンバーをチェックして支払いをする。

28.78Lディーゼル燃料を給油した。支払いは44ユーロとなっている。

支払価格と給油機のナンバーをチェックしてオフィスへ行こう。

このガソリンスタンドのオフィスがこちら。

レジで給油機ナンバーを言って44ユーロを支払う。

以上でガソリンスタンドでレンタカーに燃料を入れる方法となるよ。

イタリアの有料道路

イタリアの有料道路

こちらがイタリアの高速道路。ミラノ市街からミラノ・マルペンサ空港へ向かう道だ。

道路標識にも「Malpensa」の表示が見えると思う。

イタリアの有料道路

有料道路の場合、料金所の表示が出てくる。イタリア・ミラノ市民は「TELEPASS」のゲートで、日本で言うETCゲートをノンストップで通過するのであろう。

我々旅行者、レンタカーは迷わず一番右側の「現金・キャッシュ」レーンに進む。

イタリアの有料道路

こちらが高速道路の現金支払いレーン。非常にわかりやすい。基本的にどこの現金支払いレーンも一番右側であった。

緑のランプがついているレーンに並ぼう。一番右のレーンは赤ランプが付いているのでクローズ。

イタリアの有料道路

料金所窓に料金リストが表示されている。ウチラ普通車は一番上に表示されている1.7ユーロとなっている。

走りやすい、快適な高速道路を使って1.7ユーロは非常に安い。ミラノ市街からミラノ・マルペンサ空港までは約50km程度あるので、非常に安く感じるぞ。

他、コモ湖付近の有料高速も乗ったが、同じように2ユーロ以下であった。イタリアの高速は非常に安いので安全と時間を安く買える。ぜひ積極的に使うことおすすめよ。

まとめ

イタリアを始めヨーロッパにおけるレンタカーの旅は、結構たいへんと感じる。

とにかく左ハンドル・マニュアルミッション MT車を運転できるか?その一点に集約される。

さらに日本とは逆の左ハンドルとなっているので、当然マニュアルシフトは右手操作。これがけっこうあぶない。

マニュアル車に慣れているオレでも、最初の1時間程度は左手がシフトノブを探していた。

ちなみにペダルは右ハンドルも左ハンドルも同じで右よりアクセル、ブレーキ、クラッチの配置。これは一緒。

日本でオートマしか運転をしたことがないあなたは、マニュアル車に挑戦することはいさぎよく諦めよう。これはけっこうハードル高いよ。

有名どころのエイビスとかハーツレンタカーでオートマ車を借りることおすすめ。