激安・安宿レビュー|旅館やまと1泊夕食付5650円・福島県福島市

激安・安宿の福島県福島市にある「旅館やまと」をレビューしてみたいと思います。

こちらの宿にはホンダビートで東北2泊3日旅をした時の初日に宿泊をしました。埼玉より約260kmで高速を使わずのんびりとビートで走るにはちょうどよい距離です。

福島市にはたくさんの宿がありますが、やはり福島駅に近いところになると利便性もありますが宿泊料金は少々高くなります。

そんなわけで、福島駅よりちょっと外れた場所で探したところ福島交通飯坂線で1駅とちょい町外れにあるこちらの宿を見つけました。ちょっと郊外だと無料駐車場も備わっていて、車旅にはうってつけです。

そしてまた宿泊料金がとても安く、1泊夕食付きで5650円(税込み)というちょっと大丈夫か・・・?という感じでした。

しかし価格とは裏腹に料理もバイキング食べ放題で和室個室、風呂も広く大きくとても満足をしましたのでレビューをいたします。

この記事に書いてあるコト

旅館やまと基本情報

旅館やまと

  • 住所:〒960-8003 福島県福島市森合台13
  • 電話:0245348670
  • チェックイン:16時
  • チェックアウト:10時
  • 駐車場:14台(大型不可)

町中に入ったところにある旅館やまとは、夜間ほとんど人通りも少なくとても静かな住宅街にある。

私の予約した部屋は和室で約6畳。夕食付き消費税込5,650円でバス・トイレ共同、TVありの部屋です。

これはエコプランとなっていてバスタオルなどがないものです。タオル用意して500円ほど安くなるならかなり良いと思う。

アクセス

  • 東北自動車道の福島西ICより、車で20分。(約9キロ)
  • 東北・北海道新幹線 → 福島駅 → 美術館図書館前駅 → 徒歩1分

旅館やまと

玄関です。旅館の看板がないと普通の家みたいです。中に入るとすぐにフロントデスクがありました。私が行った時ちょうど夕飯の準備中。

駐車場:無料

駐車場

駐車場は旅館の前の道を挟んで向かいにあります。ちなみに私が到着をした16時ころは1台もいませんでした。あれ・・・今晩はオレ一人かな?と思いましたが、夜に車へ荷物取りに行くと満車になっていました。

多分ですが、殆どがお仕事の方で18時くらいにならないと皆さん帰ってこないと思われます。

部屋全景(2階やなぎ)

旅館やまと

6畳和室です。布団にテーブル、座布団、テレビ、電話、鏡などがありました。画像で見えませんが、カーテン上にもちろんエアコンもあります。

旅館やまと

鍵がちょっとクセが有り、最初なかなかロックできなくて四苦八苦しました。

このタイプの外にある鍵ですので・・・外出する時はロックできますが在室時はロックできませんw

共同トイレ

洋式トイレがありました。洋式はウォッシュレット付き。洗面所もありました。

共同浴場

大きな浴槽に湯が張ってあり適温でした。

ボディソープ、シャンプーも備え付けられています。シャワーの出も普通です。

翌朝は6時からお風呂に入れたはずです。

WIFI回線スピード

室内よりWIFIにつなぐことができました。

旅館やまとはやはりお仕事、ビジネス関連の方が多いようで、WIFIスピードは申し分なし。アクセスポイントも複数あり風呂に入っていてもトイレにいても大丈夫でした。

旅館やまと宿泊記・食堂(夕飯バイキング)

旅館やまとはいい意味での昭和感を残した民宿よりの旅館と思っていい。ただ施設自体は小ぎれいで全く不快感はなかった。

そうは言っても部屋自体はバス・トイレ冷蔵庫ない6畳の和室なので、本当にくつろいで寝るだけとなっている。

しかし旅館やまとの最大の魅力はこのバイキングの食事と言っても過言ではないだろう。どの程度のおかずが出るかは未知数であったが、食堂に行ってみてそのスケールに満足感を覚えた。

たぶん宿泊客が労働者サラリーマン出張者合宿の学生などがしめているのだろう。オレみたいに純粋に旅行者というのも珍しいのではないだろうか。

このように酒に関しても廊下に自動販売機があり、勝手にやるスタイルになっている。ビールや酎ハイの値段も良心的だ。

氷ベンダーも廊下に備わっていて、こちらもセルフで取っていいようだ。コップも食堂にたくさん備わっている。

バイキングはいいとして、このような部分がほぼセルフなため上げ膳据え膳を求めている旅行者には少々厳しいかもしれない。オレは基本キャンカー自炊なので、これだけの設備があれば何不自由がない。本当に助かる。

食堂は18時スタート20時終了。ただ準備はすすんでいるので18時前でも大丈夫のようだった。大きなテーブルが3つ。そこに大皿中皿に料理が盛ってあり取っていく、旅館的なバイキングスタイル。

まずこのテーブルは刺身類、酢の物、山かけ、蕎麦椀、そして大量の大小取り皿、橋など。

隣のテーブルはご飯、カレー、味噌汁の鍋が並ぶ。

メインのおかずテーブルは焼きそば、生姜焼き、サラダ、カツとじ、フライ類、唐揚げ、フライドポテトなど和洋中華がところ狭しと並ぶ。

料理が無くなると順次たされていくので、少なくなっても問題がない。

早速自販機で買ってきたビールですすめる。生姜焼きに刺し身定食でスタートをする。酢の物枝豆山かけなどの小鉢類も充実している。

各テーブルには醤油をはじめとする調味料類やポットお茶も用意されている。

と、前のテーブルに居るガテン系の方を見ると、間違いなくセルフで持ってきている焼酎紙パックが鎮座していた。おいおい、そこまで自由なのかw

自分のジョッキまで持ち込んでいた。すごいぞ旅館やまと!

というわけで、オレも手持ちの地酒カップを持ってきた。肉じゃがご飯をあてにすすめる。

旅館にも少しお金を落としたいので、缶チューハイを追加。手持ちの柿の種ですすめる。

部屋に帰ってもいいのだがテーブルと椅子はやっぱり助かる。さらに氷が目の前にあるのもここに居座る理由かもしれない。

そんなわけで、食堂終了の20時が近づいてきたのでそろそろ終わりにしょうと思う。

この夕食バイキングだけで、この旅館やまとはすばらしいコスパを誇るのではないだろうか。朝はのんびりしたかったので朝食は頼まなかったが、数百円追加で朝もいただけるのなら、かなり良い選択肢だろう。

このあと丼に氷をもらって部屋で焼酎茶割ですすめ23時には就寝となった。

まとめ

小ぎれいでいい意味の昭和感残る旅館やまと。この旅館で素泊まりは本当にもったいない。ぜひとも2食付をエコ(バスタオル無し)で泊まってみてほしい。

駐車場が満車だったので多少うるさいかもしれないと思ったが、夜はほぼ音がしない。いびきもなかった。たまにトイレに行く足音位が響く程度で耳栓もなしで朝までぐっすりだった。

ただ駅近で窓から東北本線が見える環境なので、朝は電車や貨物の音が多少聞こえるのはしたかない。東北新幹線の音は全く気にならなかった。

ただ前述のように上げ膳据え膳を望んでいる観光客にはおすすめしない。居心地のよいオールセルフの宿が好きな方にはドンピシャではないだろうか。

2食付で宿泊料金もちょい節約したいと思っている方にもぜひおすすめしたいと思う福島の「旅館やまと」である。