
先日の北海道遠征で新型ホンダ・フォルツァSiをレンタルした。
初めてビッグスクーターというものを乗ってみて、半日間約200kmほどツーリングをして見た。
非常に良かった。そんな新型ホンダ・フォルツァSiをチェックしてみる。
この記事に書いてあるコト
新型ホンダ・フォルツァSiとは

| 車名・型式 | ホンダ・JBK-MF12 | 
|---|---|
| 全長(mm) | 2,165 | 
| 全幅(mm) | 755 | 
| 全高(mm) | 1,185 | 
| 軸距(mm) | 1,545 | 
| 最低地上高(mm) | 135 | 
| シート高(mm) | 715 | 
| 車両重量(kg) | 192【194】 | 
| 乗車定員(人) | 2 | 
| 最小回転半径(m) | 2.4 | 
| エンジン型式 | MF12E | 
| エンジン種類 | 水冷4ストロークOHC4バルブ単気筒 | 
| 総排気量(cm3) | 248 | 
| 内径×行程(mm) | 68.0 × 68.5 | 
| 圧縮比 | 10.2 | 
| 最高出力(kW[PS]/rpm) | 17[23]/7,500 | 
| 最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) | 23[2.3]/6,000 | 
| 始動方式 | セルフ式 | 
| 燃料供給装置形式 | 電子式〈電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)〉 | 
| 点火装置形式 | フルトランジスタ式バッテリー点火 | 
| 燃料タンク容量(L) | 11 | 
| 変速機形式 | 無段変速式(Vマチック) | 
| フロントタイヤ | 120/70-14M/C 55P | 
| リアタイヤ | 140/70-13M/C 61P | 
| ブレーキ | 前後油圧ディスク | 
ホンダのビッグスクーター、定番の新型ホンダ・フォルツァSiだ。
250cc単気筒の心臓を持つビッグスクーターで、いわゆる250㏄のスクーター文化というものを作りだした立役者だ。
すばらしい走行性能、そしてその使いやすさでいつの時代もビッグスクーターといえばフォルツァを思い出す。
エンジンは、新開発の水冷・4ストロークOHC4バルブ単気筒248ccとなっている。
実は前モデルである旧フォルツァZ:693,000円から新型フォルツァSi:539,700円と大幅プライスダウン。
豪華な装備をけっこう省き、スリム化コンパクト化を図ったことは歓迎されるだろう。さらに15万円のプライスダウンとなれば、すばらしいアップグレードと思える。
新型ホンダ・フォルツァSi:外観

新型ホンダ・フォルツァSi:走り

新型ホンダ・フォルツァSiの走りは軽快だ。
タンデムで札幌スタート→洞爺湖→支笏湖→札幌のルートで約220km走ってきたが、まったくストレスなかった。
北海道という比較的速いといわれる流れでもなんなく乗っていくことができる。
また乗り心地もとてもよく、タンデムでも底突きなどはなかった。
ただ、登りなどで追いこし加速をする際など、もう少しパワーがほしいという場面がいくつかあった。一人乗りなら問題ないだろう。
新型ホンダ・フォルツァSi:取りまわし・足つきなど

はっきり言うが、車重は重い。重量は200㎏近くある。ガス満タンでタンデムで後ろに人が乗ると300kg以上になること間違いない。
この重量はリッターバイク並みの重量になる。ちなみにホンダCB1300は267㎏となっている。
さらにシート幅が意外に広いので、身長170㎝のオレだと両足べったりということはなかった。
レンタルバイク屋さんも行っていたが、やはり立ゴケは多いとのことだ。
この重量というはビギナーさんがセンタースタンドを立てるのも苦労するだろう。
フォルツァを考えている方は、ぜひバイク屋さんに行ってまたがってみよう。
新型ホンダ・フォルツァSi:インテリア

シート下にはヘルメットが2つにバッグ類が入るくらいの広々スペースがある。
これにリアトランクを取り付ければ北海道1周ツーリング程度なら余裕でこなせるであろう。
一人乗りならキャンプツーリングも全く問題なしだ。
フォルツァ、本当に良かった。
2-300kmくらいのツーリングなら疲れ知らずだ。乗り心地も抜群にいいし取りまわしもしやすい。
そして最後にびっくりしたのはその燃費。リッターあたり35㎞/1Lも走った。タンデムでこの燃費なので、一人で乗れば、もっと伸びるだろう。
走行性能の良さ、使いやすいユーティリティ、かっこよく所有欲もかなり満たされる。
とりあえず、ビッグスクーターといえばフォルツァで決まりだな。うん。
							
											

                





