SDカードを復元/復旧できたソフト【2022年復元ソフト4選】

SDカードが認識をしなくなった。ちょっとこのところ挙動のおかしかったSDカードがいきなり認識をしなくなった。

大きいデーターを持ち歩くのがイヤなので、よく使うウェブ関連のデーターをSDカードに入れて使っていた。

そのSDカードがいきなり死んだ。正確にはフォルダ内はエクスプローラーなどで見えるのだが、そこにアクセスしようとするとフリーズする。

このSDカードを復元ソフトで、そのほとんどが復元・復旧できたのでレポートしたい。

結論を先に書くといくつかの復元ソフトを使ってみたが結果的に「Recoverit」というソフトのみ、そのほとんどのファイルを復活することができた。

この記事に書いてあるコト

今回使った復元・復旧ソフトウェア

今回SDカードを復旧する上で使ってみた復元・復旧ソフトウェアは以下になる。

ちなみに無料とか有料はこだわらない。きちんと復旧をしてくれれば、有料だっても問題なし。お金は払う。自分が悪いのだから。

基本的に無料版でSDカードをチェック、精査して、復旧できそうなソフトにライセンス料金を払うとした。

EaseUS Data Recovery

EaseUS Data Recovery

EaseUS Data RecoveryはSDカードにアクセスは出来るのだが、途中で止まってしまった。やはり相性があるのだろうか。

Recuva

Recuva

このソフトもだめだった・・・SDカードを精査できず。

  • Recuva(ベクター)
  • 2500円

DiskDigger

DiskDigger

このソフトはいい線まで行った。かなりのファイルを見つけてくれた。しかし、「txt」ファイルを全く探すことができず、リストもされなかったのがマジ残念。

あとファイル名がかなり元のファイル名を復元できなかったところもマイナス。ホントおしい・・・

  • DiskDigger(オフィシャルサイト)
  • 14.99ドル

Recoverit

Recoverit

この「Recoverit」のみほぼすべてのファイルを復旧してくれた。そしてなんと言っても助かったのはファイル名やフォルダ名もきちんと元のままに復旧。

さらにSDカード内で作ってあったフォルダの階層構造も同じ形で復活してくれたのだ。マジ助かったぞ。

ちなみに無料ダウンロードできるソフトでは復旧できるかの精査のみでライセンスを購入しないと1ファイルも復旧できない。

このような形態なので、SDカードからサルベージできたファイルがホント復活するか・・・ライセンス購入はちょっとした賭けだった。プレビュー見るとテキストファイルなど文字化けをしていたのも・・・躊躇する要因。しかし復旧後のテキストは文字化けしていなかった。

ライセンス価格

ところで、このライセンス価格なのだが、公式サイトの価格は「Recoverit Pro」の永久ライセンスが7,980円となっている。

オレもコレを購入した。ちなみにアマゾンでも同じ値段のようだ。

しかし、なんとベクターにおいては、このRecoverit Pro(windows版)永久ライセンスが2,980円なのだ。マジか。しまった・・・

Recoverit Pro(windows版)永久ライセンス

というわけでRecoverit Proを使いSDカードを精査、復旧した流れを見ていこう。

Recoverit Proを使いSDカードを精査、復旧した流れ

Recoverit Pro

ダウンロードしたソフトをインストールする。難しいことはない。インストは直ぐに完了をする。

ロード

ソフトが立ち上がりディスクをロードしている。

SDカードが見えた。ちなみにこのSDカードが認識できるまで、かなりの時間がかかった。

じれてウィンドウをクリックしたりすると、フリーズした。再起動をすること3回ほどあり、4回目にやっとこSDカードを読んでくれた。

OKをクリックするとソフトがファイルやフォルダを精査して見つけてくれる作業に入る。

ファイルやフォルダを精査、認識している。

フォルダ名なども確実に再現をしているところが助かる。この精査する時間だが64GB中に半分程度のファイル量で、きっちりと4、5時間かかったはず。

ただ性能はあまり良くないPC(CHUWI GBox PRO)を使っていたので、しっかりとしたパソコンを使えばかなり早く精査してくれると思う。

なぜこのPCを使ったかと言うと、ウチにあるPCの中でこいつがSDカードをきちんと認識してくれたのだ。ホント助かった。

スキャンが完了。「OK」をクリックすると復元をする。

復元をする際にドライブの指定をしてくる。同じドライブは指定できないようなので、PC内や外付けドライブに復元をコピーするだけの容量を確保する必要があること念頭に置こう。

まとめ

この復元作業でかなりの時間を費やした。

まぁ、言ってしまえばきちんとバックアップを取っておけばよかったとなるわけだが。後の祭り。しかし、きちんと復元をしてくれたことで、今後ももしかしたらこのソフトのお世話になるかもしれない。

というわけで、「Google One」の課金をしたよ。

もしあなたもSDカードやUSBメモリ、PCのクラッシュした場合、このRecoverit Pro(windows版)を試してみてほしい。永久ライセンスなので、今後も使えることを考えると、良い買い物と思えるよ。

で、購入はベクターが一番安いようなので、オレみたいに高いところで購入しないように。(怒