
ウチには2台の車椅子があるのだが、その1台のタイヤが以上にすり減っている。
大体、車椅子のタイヤなんてそうそう減るもんではない。エンジンついているわけではないので、全く減ることはないだろう。
なんといっても車椅子のタイヤ交換目安は、タイヤの経年劣化になる。
基本車椅子がパンクして動かないと、本当にマズイ。そればかりは避けたいだろう。
この記事に書いてあるコト
車椅子のタイヤ交換する場合チューブなども交換する
基本的に車椅子のタイヤなんて、そうそう交換するものではない。また荷重もそんなかかっていないので、ママチャリみたいに頻繁にパンクをすることもないはずだ。
なので、車椅子のタイヤ交換の場合、10年単位で古いものがついている場合がほとんど。ウチのこの車椅子も購入して初めてのタイヤ交換。10年以上たつ。
タイヤが減っていようがブレーキの効きがいまいちだろうが、車椅子ではあまり重視されていないので、そうとう経年劣化しているだろう。
というわけで、もしタイヤ交換をするのであれば、チューブやバルブなどのパーツも合わせて交換すると、次の10年も安心して使うことができるぞ。
タイヤ交換で用意するもの
今回車椅子のタイヤ交換で使用したパーツやアイテムをチェックする。
自転車 タイヤ 黒 サイズ:22×1 3/8インチ
車椅子についているタイヤをチェックして同一サイズのタイヤを注文しよう。大体が22X1 3/8 22型WOのママチャリタイヤと思って間違いない。
当然、左右2本分ね。
自転車チューブ サイズ:22X1 3/8 22
ほぼ間違いなくチューブも劣化しているだろう。10年も経てば。
もしかしたら、タイヤ外してチューブ出すと、その時点で切れてしまうかもしれない。チューブ交換も必須ね。
キャプテンスタッグ オッフル リムテープ
ママチャリ系のリムバンドはゴム製の場合が多く、劣化している場合、タイヤを交換するとほぼ間違いなく切れる。
もしくはぼろぼろになっていて、リムに張り付いているかもしれない。リム保護バンドはチューブをニップルから守る大切な役目。
この際なので、リムテープに交換をしてしまおう。このリムテープ1本買っておけば22インチホイールなら余裕で2本分ある。
自転車 パンク修理セット
パンク修理セットも用意しておこう。タイヤ交換が初めての場合、タイヤとチューブを噛んでパンクさせてしまう場合もある。
またこのようなキットであればタイヤレバーや虫ゴムも同梱されているので、非常に便利。
バルブも抜くと虫ゴムが劣化している場合がほとんどなので、この際交換をしておくことをオススメするぞ。
パナレーサー 空気入れ 楽々ポンプ エアゲージ付 米式/英式/仏式バルブ対応
もしエアポンプを購入する場合、エアゲージ付、さらに米式/英式/仏式バルブ対応のポンプを用意しておくとよいぞ。
車椅子を含め、ママチャリなどのバルブは基本的に英式バルブ。またスクーターなどがあれば米式なので、このポンプで全てカバーできる。ロードバイクは仏式ね。
モンキーレンチ
普通の人は、色々なさ渦のレンチなんて持っていないよね。であれば、モンキーレンチを1本持っておこう。
大体自転車のナットサイズって、すごい使わないサイズの場合が多い。ウチの車椅子もホイールアクスルシャフトのナットは19mmだった。
車椅子タイヤ交換の実際
車椅子のタイヤ交換は、基本本体からホイールを外す必要がある。
自転車であれば、車体についたままタイヤを外すことができるが、ほとんどの車椅子はホイールを自身で回すことができるようにアシストリングがついているはずです。
いわゆる「ハンドリム」と言うヤツですね。このハンドリムがあるとタイヤレバーを差し込むことが出来ずタイヤが外れません。
なので、ホイールを車体から外してしまったほうが作業はやりやすいはずです。
車体に取り付けたまま、タイヤが外れるようであれば、付けたままでもOK。
ウチの車椅子のホイールは19mmのナットでフレームに取り付けてありました。
ハンドブレーキがついているので、ブレーキワイヤーを取り外します。
その後、19mmのメガネレンチでナットを外す。
ホイールが車椅子本体より外れますので、あとは普通の自転車タイヤ交換と同じです。
タイヤレバーでタイヤをこじり、ホイールよりタイヤを外す。
経年劣化がひどいタイヤの場合、タイヤカスが大量に出ますので、ダンボールやシートを敷いておきましょう。
あとは普通にリムテープ、タイヤバルブ虫ゴム、チューブ、タイヤをすべて新品にして組み込みをします。
エアポンプで規定空気圧を入れて車椅子本体に元通り取り付けをします。
ハンドブレーキのワイヤー遊び量も適切に調整をしておきます。
まとめ
車椅子のタイヤは、あまり重要視されていないことが多い。空気もかなり抜けた状態で使っている方も多いのでは?
日常で毎日使うものだからこそ、きちんとメンテしておくことで、安心して使うことができる。
このようなトラブルは、起きてほしくない時にトラブル。なので、余裕のあるときなどにチェック、交換しておくと良いよ。