
ユーザー車検を自分で受けてきました。今年9月にホンダビートの車検が切れます。そこで今回は自分でユーザー車検を受けて見ようと思った次第です。
去年の7月ビートがウチに来てからタイミングベルトやブレーキ周り、下回りなどをかなりのパーツ交換、そして整備をしました。
ここまでやってあれば、整備不良にはならないだろうし、経費削減ということも考え今回はユーザー車検をしました。
一体ホンダビートをユーザー車検で持ち込むと費用はどのくらいかかるのか?車検の予約方法は?必要な書類はなにかなどを合わせてレポートしたいと思います。
この記事に書いてあるコト
軽自動車は軽自動車検査協会で行う
通常車の車検などは陸運局などで行います。私は埼玉県なのでユーザー車検の場合は「所沢自動車検査登録事務所」などに行きます。
しかし軽自動車の場合は軽自動車検査協会で行います。埼玉県の軽自動車検査協会は以下の2つになっています。
- 軽自動車検査協会 埼玉事務所(上尾市)
- 軽自動車検査協会 埼玉事務所所沢支所(入間郡三芳町)
- 埼玉事務所春日部支所(春日部市)
- 軽自動車検査協会 埼玉事務所熊谷支所(熊谷市)
ホンダビート・ユーザー車検の流れ
軽自動車であるホンダビートのユーザー車検の流れは以下のようになります。
- 車検の予約
- 必要書類の準備
- 車の点検整備
- 軽自動車検査協会での検査
- 車検合格・車検証の発行
大まかには以下のような流れになっています。それでは順を追って詳しく見ていきましょう。
まずは車検の予約を取る必要がありますので、
軽自動車検査予約システムのアカウント登録
アカウントを持っていない場合は「アカウント登録」をクリックします。アカウントを持っている場合は「ログイン」をクリックしてログインをしましょう。
アカウント登録の登録事項を入力します。利用規約にチェックを入れたら「同意する」をクリックします。
入力内容を確認して問題なければ「送信」をクリックします。登録をしたメールアドレスにメールが送信されます。
メール本文にあるアカウント登録リンクをクリックします。
以上でアカウント登録が完了をします。
アカウントID(メールアドレス)と登録時のパスワードでログインをしましょう。
車検の予約
ログイン後、「予約」をクリックします。
自動車検査証の有効期間の満了後も引き続きその軽自動車を使用する場合に受ける検査ですので「継続検査」をクリックします。
車検を受験する都道府県をクリックします。私は埼玉県をクリックします。
車両番号、車体番号などを入力します。
以上で車検の予約は完了です。
車の点検整備をする
ユーザー車検だからといって自分で整備する必要もないし、逆にできるところは自分でやっておこう。
タイヤのエアチェックやオイル交換、プラグチェックなど自身でできることろはかなりある。
今回うちのビートの場合、去年車を引き取った時点でタイミングベルト交換やそれら周りの整備、ブレーキ周りの分解オーバーホール、下回りのかなりのパーツ交換を行っている。
たぶん普通の車検整備よりも大掛かりにいろいろやった。それもあり、ユーザー車検を受けようと思った次第。
車検を合格しても2年間壊れないという担保ではない。必要な整備や部品交換は必要になる。
書類の準備
車検に必要な書類:自身で用意するもの
車検に必要な書類を準備する必要がある。まずは自分で用意するもの
- 自動車検査用(車検証)
- 点検整備記録簿
- 軽自動車税納税証明書
- 自賠責保険証明書
車検証は持っているので、それを持参
点検記録簿は車の整備手帳を使ってもいいし、記録簿自体をネットからダウンロードプリントして利用するのもいいでしょう
納税証明書は税金を収めた時に判子を押されたもの
自賠責はこれから受ける車検期間をカバーできるものをあらかじめ保険料支払いをして準備しておこう。
車検に必要な書類:窓口で入手可能
自動車重量税納付書です。窓口で入手して必要事項を記載します。
継続検査申請書。窓口で入手して必要事項を記載します。
軽自動車検査表。窓口で入手して必要事項を記載します。
以上3枚は検査場の窓口で入手して、必要事項を記載します。その後重量税8800円、継続検査料金1800円などを支払いをします。
実際の軽自動車検査協会での検査
それでは実際の軽自動車検査協会での検査を見ていきましょう。
当日は第4ラウンド(14:30-16:00)の予約ができました。受付時間は13:30からなので、それに合わせ検査場に到着。
まずは軽自動車検査協会埼玉事務所の窓口に向かいます。
入口にはこのように申請手続き順序がありました。どこの検査場にも掲載をされているのでしょうか。
ユーザー車検は0:軽自動車事務取扱所→3:軽自動車事務取扱所→5:軽自動車検査協会→4:検査コース
このような順番で進むようです。
事務取扱所で書類をもらい記載・税金と手数料支払
まずは0番窓口へ行き書類をもらい書類を記載します。私はなじみの車屋さんに書類は先にもらっておいて自宅で必要事項を記載して持っていきました。
その後書類を持って3番窓口へ行き、手数料2200円(検査手数料1800円+技術情報管理手数料400円)と重量税8800円を支払います。
軽自動車検査協会で検査受付
軽自動車検査協会で検査受付をしてもらいます。完了をしたら車に乗り検査コースに並びます。
検査コースで受験
このように検査コースに並び受験をします。
並んでいる時に検査員が回ってきて、車体番号の確認、ウィンカーなどのライト類、ホーン、ウォッシャーなどをチェックしていきました。この時に「初めてのユーザー車検です」というと、かなりアシストをしてくれます。これは助かりました。
検査レーン入口に近づいたら、前の車が何をやっているかをしっかり見ておくと良いと思います。
またブレーキを踏むなどの指示は、前方の電光掲示板に表示されます。業者の方などはサクサクと進めていってました。
検査レーンに入るとまずはマフラーにプローブを入れて排ガス検査。これは自分でプローブを排気管に入れます。
ちなみに私はヘッドライト検査で左右両方とも不合格になりました。他の検査は問題なかったので、すぐに隣りにある自動車工場に飛び込みヘッドライト光軸調整をしてもらいました。調整料金1400円でした。
またこの長蛇の列に並び直し、ヘッドライト光軸のみの検査をしてもらいました。ちなみに再検の場合でもボンネットを開けて車両番号の確認はします。
再度ヘッドライト光軸の検査を行い合格をもらいました。
車検合格・車検証の発行
検査レーンの最後で書類をすべて提出をして車検証の発行などをしてもらいました。
以上でホンダビートのユーザー車検終了です。
ユーザー車検でかかった費用の総額
- 自賠責保険:17540円
- 重量税:8800円
- 検査手数料+情報管理手数料:2200円
- ヘッドライト光軸調整:1400円
以上トータル費用は29940円でした。
まとめ
自分で車をユーザー車検で通せば、自賠責や手数料など実費のみで済む。自動車やさんにお願いする場合も結局出向いたり預けたりする必要が出てくる。
今回もヘッドライト光軸が不合格になったのでけっこう時間かかってしまったが、あらかじめ書類を用意して記述などを済ませて行けば、たぶん1時間もあれば完了するのではないかと思う。
平日の午後とかに休みが確保できるのであれば、ユーザー車検はかなりよい選択肢ではないかと思う。