
人気のSSDを複数台購入をして、手持ちのノートPCをWin10に換装をした。
昨今のSSD価格は非常にこなれてきて、120GBとか128GBのSSDであれば2000円台という価格で購入ができる。
Win10であれば、このくらいの容量があれば全く問題なく運用ができ、データーなどは外付けのストレージやクラウドを使えばよいだろう。
さらに2020年1月中にはWin7の延長サポートも終了となっているので、時間の余裕のあるうちにWin10への移行とボトルネックとなるHDDをSSDに交換するとよいだろう。
今回は、3台のデルPCにメーカー別のSSD3台を換装してみたので、それぞれのSSDスピードをチェックしてみた。
この記事に書いてあるコト
SSDのスピード計測ならCrystalDiskMark
SSDをPCのシステムディスクにすることで、パソコンのスピードは段違いに速くなる。そして一度でもSSDのスピードを体験してしまうと、2度とHDDには戻れない。
ところで、SSDのスピードというのはどのくらいのものなのだろう。そんなストレージの速度を計測できるのがフリーソフトでおなじみのCrystalDiskMarkです。
CrystalDiskMarkの使い方
CrystalDiskMarkは窓の杜からもダウンロードできます。
CrystalDiskMark 6はいくつか設定項目があります。「ALL」ボタンの横に設定項目がありますが、わざわざ変更する必要はありません。
初期設定のままで問題ありません。もし選択することがあるとすれば、一番右にあるドライブの選択でしょう。
テストの回数は各項目で5回ずつ。5回計測を行い1番良い数値が表示されます。
1 GiB = 1,073,741,824 Bとなります。
計測ALLボタンをクリックする
計測は「ALL」ボタンを押すだけです。
ちなみにオレがいつも使っているHPのPCをチェックしたところ、このような数値になった。
スコアのチェック
まずは縦軸を確認してみます。
- Read:読み込み速度
- Write:書き込み速度
単位からわかるように1秒間に何MBを読み込めるか・書き込めるかを表しています。
次に横軸をチェックしてみましょう。
- Seq Q32T1:シーケンシャルアクセス、マルチキュー&マルチスレッド(デフォルトだと32 Queues、1 Thread)、ブロックサイズ512KB
- 4KiB Q8T8:シーケンシャルアクセス、マルチキュー&マルチスレッド(デフォルトだと8 Queues、8 Thread)、ブロックサイズ4KiB
- 4KiB Q32T1:ランダムアクセス、マルチキュー&マルチスレッド(デフォルトだと32 Queues、1 Thread)、ブロックサイズ4KiB
- 4KiB:ランダムアクセス、シングルキュー&シングルスレッド、ブロックサイズ4KiB
というわけで、3本購入をしたSSDのスピードをチェックした。
ちなみにパソコンはDELLインスパイロン1545(インテル Core 2 Duo、メモリ4GB)というスペック。
シリコンパワー SSD 128GB 3D
- シーケンシャル読み取り : 550MB/s
- シーケンシャル書き込み : 420MB/s
- 7mm厚のスリムデザインで、ウルトラブックや7mm厚対応薄型ノートPCなどに最適
- SATAIII (6Gbps)インターフェース(SATAII/3Gbps互換
以上のようなテスト結果になった。
Crucial SSD 120GB 7mm / 2.5インチ BX500シリーズ
- BX500シリーズはノート/デスクトップPCを安価に高速化するのにオススメ
- [容量/速度] 120GB SeqRead540MB/s SeqWrite500MB/s
- [4KBランダム(QD32)] Read 非公開 / Write 非公開
- [チップ] Micron 3D NAND
- [インターフェイス] SATA3.0
以上のようなテスト結果になった。
TC-SUNBOW 内蔵 SSD 120GB 2.5インチ
- SATA3(6.0Gbps)インターフェイス
- SATA2(3.0Gbps)インターフェイスと互換性があります
- シーケンシャル・データ読み取り/書き込みパフォーマンス:560/385/MB/s
以上のようなテスト結果になった。
意外と一番安くて、一番怪しめな「TC-SUNBOW」が良い結果となっている。
ただ、Win10を使って、通常業務やウェブ作成、ブログ執筆であれば、どのSSDでも非常に快適に作業ができる。
まとめ
SSDの価格やこれだけ下がり、これだけの性能を提供してくれるのだから、もはや使わない手はないと考える。
逆にまだ回転系のHDDを使っているやつは、何を理由に使っているのだろう。これは時間のムダでしかない。Win10でもあっという間に立ち上がるSSDはちょっとした感動を覚えることうけあいだ。
いつクラッシュするかわからないHDDをビクビクしながら使っているヤツはすぐさまSSDに換装しよう。これでウチの回転系HDDは完全撤去できたぞ。