
OpenPNEカスタマイズ備忘録です。
OpenPNEをインストールすると、出来合いのテンプレで出来ているので、多少のカスタマイズをやりたくなります。
ヘッダーのロゴとか、画像系などは特に。
このロゴなどはOpenPNE管理画面からできるので比較的やりやすいカスタマイズです。
しかし、ホームをカスタマイズする場合などは、ファイルを修正する必要があります。
このあたりの修正、カスタマイズにおいてOpenPNE(例は2系)は考えられています。
通常はベースのテンプレートを修正するのですが、がんばってやっていると、どのテンプレを、どのように修正をしたかわからなくなります。
最悪、元の状態に戻せないと、困る時って多いです。
そこで、OpenPNEでは大本のファイルは修正をしないでカスタマイズをすることができるのです。
元ファイルの場所とカスタムファイルの場所
- 元ファイルのフォルダ:webapp
- カスタムファイルのフォルダ:webapp_ext
修正元のファイルは「webapp」からダウンロードしてきます。
そのファイルを「webapp_ext」内に同じ階層構造で配置をします。
修正後、サーバーに「webapp_ext」内にアップをすれば、元ファイルを修正すること無く、カスタマイズが適用をされます。
ようは、「webapp_ext」内にファイルが存在する場合、そちらが優先されるのです。
config.phpの修正
この機能を有効にしたい場合、config.phpを修正します。
define('USE_EXT_DIR', false); という部分がありますので、この部分を以下のように修正をします。
define('USE_EXT_DIR', false);
↓↓↓↓↓
define('USE_EXT_DIR', true);
修正を完了したら、上書き保存をして、サーバーに上書きアップロードします。
修正対象のテンプレート判断方法
たとえばホームのテンプレートを修正したい場合を例に取ります。
ホームのテンプレートURLは・・・
http://www.example.com/sns/?m=pc&a=page_h_home
となります。(snsはドメイン直下「sns」フォルダがトップ)
「?」から後ろの部分で判断ができます。
?m=【モジュール名】&a=【アクション名】
となっているのです。
上記のURL例であればテンプレートの場所は
(config.phpがあるディレクトリ名)/webapp/modules/pc/templates/
フォルダ内にある「h_home.tpl」を修正することになります。
実際のテンプレート修正例
今回は、各ホームのページ内にある「マイフレンド最新Blog」のテーブルを削除してみました。
上記の部分を各ホームから削除をします。
サーバーより/webapp/modules/pc/templates/h_home.tpl をダウンロード保存します。
ファイルを開き該当部分を確認します。
このファイルであれば394行目から405行目が該当部分ですので、そこを削除、上書きアップロードします。
その際、階層構造を保ったまま「webapp_ext」内にアップロードします。
以上で各ホームより「マイフレンド最新ブログ」の項目が削除されます。