
7月29日にランドヌール札幌主催のBRM729釧路湿原400kmをエントリーしてきた。
今年は先々週の北海道1200kmに続き2度目の納沙布岬に行った。1ヵ月に2回も、それも自転車で納沙布岬へ行くなんてご苦労さまとしか言いようがない。
さて、ブルべログはいろんな人が書いているので、ちょっと別の感じでレポートしてみようと思う。
北海道の道
北海道にあこがれている人って、北海道の道は一直線にどこまでもフラットな道が伸びていると思っている方も多いだろう。大きな間違いだ。
北海道、そうオーストラリアなんかも、すごいアップダウンがある。たしかにまっすぐではあるが、足を削るようなアップダウンが無数に続くのだ。
あと風。この日はめっちゃ南風、西風。行は根室までずっと追い風。ということは帰りは全部向かい風になる。
信号がないのは非常に助かるが、北海道は道が悪い。普通の国道でも一定間隔で道が割れている。気温が低くなり侵入した水が凍って道が割れるのだろうが、本当に自転車にはきついほど道が悪い。
初めて北海道をロードバイクで走る人は気を付けよう。まー、100kmくらいなら問題ないけど、今回みたいに1200kmとか400kmとかになるとマジで手が、腕が、手首が、尻がやられる。
タイヤは25c以上がおすすめだぞ。ちなみに今回は28cを履いてきた。
コッタロ湿原展望台
釧路郊外の湿原地帯を行く。当然だが霧が出る。この日も湿度が高く、曇っていて霧の中を走ることになる。
霧雨はサングラスがすぐに見えなくなりとてもいやだ。
北海道が誇るコンビニ:セイコーマート
北海道民が誇るセイコーマートだ。オレも大好き。セイコーマートはできればイートインを全店に備えつけてもらいたいとホント思っている。
ところで、北海道を回っているとガソリンスタンドも無いような小さい街が点在をしていることがわかる・・・オレ的には各町の税金を使ってでもコンビニを設置してはどうかと思っている。コンビニあれば、ある程度のサービスはカバーできるし、インフラの拠点になる。WIFIもマストだぞ。
23時終了でもかまわないので、1町(1村)1コンビニをぜひとも実現してほしいと思うよ。郵便局よりコンビニだろ。
びわせ展望台
ビワセ展望台。
川が蛇行している湿原を望むことができる。
いい場所なんだけどね。この時もほとんど人がいなかったよ。土曜日なのに。
人を集めるには・・・めっちゃすばらしい写真をインスタグラムやSNSに流すだけで、とりあえずはいいはずなのに、なぜやらない?
納沙布岬
天気が悪かった今回の納沙布岬。前回は地元の人もビックリしていた晴天だったが・・・どじょうは2匹いなかった。
しかし、週末土曜日のはずなのに・・・めっちゃ閑古鳥だ。どういうわけ?
せっかくの世界の最東端・・・EAST END OF THE WORLDなのだから、もう少しなんとすれば観光客が来るのでは?・・・と、オレでさえも思うほど人がいなかった。週末だよな今日?
札幌や千歳は外国人であふれているのに、アクセスの悪さも手伝い釧路や根室は外国人はもちろん、日本人もさっぱりだった。
ルパンの街:浜中町
これも今回初めて知ったのだが、モンキーパンチ先生の故郷なのね・・・浜中町。
スゴイ財産、資産だと思うのはオレだけ?
根室本線:門静駅
途中、仮眠をさせてもらった門静駅。無人駅だ。
厚岸駅が施錠されていて、駅舎に入ることができず、となりの駅にきたわけ。
根室本線という、けっこう動脈系の路線ではないのか?それがこのありさま。日中なんて4時間電車がない時間帯があるぜ。
この調子では、廃線になるんじゃね?
思うのだが、本気で鉄道を乗る客を呼ばないとダメではないだろうか。
北海道の鉄道全線乗り放題のチケットとか、最東端の根室とか最北端の稚内から九州まで日本縦断の列車走らせるとか・・・あっ、青函トンネルダメなのか。
とにかく何か手を打たないと、北海道の観光地も微妙に大変だなー、というのが正直な感想。